広報案内・レポート 一覧

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  • 工芸

    2019年11月8日

    今井ひさ子 染展レポート

    10月19日〜27日にアートミュージアム赤城にて今井ひさ子評議員(以下今井先生)の個展が開催されました。今井先生は、毎年光風会展で染めの平面作品を発表されています。

    個展の作品テーマは「さわやかな空気や光の空間表現」とのこと。技法としては、「ろうけつ染」「糊染」「捺染」等の3つの技法を併用されているそうです。
    「ろうけつ染」は、蝋(ろう)が染料をはじくことから、染め残したい 部分を蝋で防染する技法です。「糊染」は、染め残したい部分に糊(のり)を置き防染する技法です。そして「捺染(なっせん)」は、染料を捺染のりに混ぜてペースト状にして印捺する技法です。それぞれ使用した防染材を除去して、初めて模様が現れてきます。

    心がけていることは、白を色として扱っているため、白の分量と分割、配置を熟考しているとのこと。また、染料の透明感を損なわず、多色の重なり合いでも色が濁らないように、セロハン紙を重ねたような色調で仕上がる様に、心掛けているそうです。

    光風会展では見ることのできない小品群も展示され、鑑賞する人を包み込むようなすてきな展覧会でした。

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  • 工芸

    2019年10月4日

    澤田倭文子 桜染む–桜を織る– 展覧会レポート

    9月23日から29日に東京赤坂のドイツ文化会館にて、工芸部の澤田倭文子会員の個展が開催されました。
    澤田会員は、毎年光風会展で織りの平面作品を発表されています。
    「桜」をモティーフとした十数点の大型のタピストリーを中心とした展示でした。
    作品に使われている糸は、草木染めと言われる全て自然の花や枝、主に桜から染めた糸を使用しており、縦糸はバラで染めたグレーの縦糸を使っているとのこと。
    個展会場のレンガの壁面とタピストリー作品との対比がまた一味違う空間を生み出していました。
    この個展の前(今年の春)にニューヨークでも個展を開催し、単身で現地へ行かれたそうです。
    絵の具では表現できない天然の染料による透明感やみずみずしさは、さまざまな国の方々にも感動を与えています。

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    2019年9月6日

    インスタグラム(絵画エリア)の表示が復旧しました

    本サイト内のインスタグラム(絵画エリア)の表示が復旧しました。
    光風会の各地方連絡所等から自由に投稿していただけます。

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  • 共通

    2019年6月2日

    本サイトのインスタグラム表示の不具合について

    本サイトのインスタグラム(絵画エリア)の表示が更新されない不具合が発生しております。
    インスタグラムを表示させるプラグインのバージョンアップに伴う不具合が原因と思われますので、本サイトの次回バージョンアップまで復旧はしばらくお待ちください。
    発信元の光風会インスタグラムは以下で運用されていますので、お気軽に最新の情報をご覧ください。

    https://www.instagram.com/kofukai/(絵画)
    https://www.instagram.com/kofukai_kougei/(工芸)

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  • 絵画

    2018年12月24日

    新居浜市美術館にて「日野 功 洋画展」が始まりました

    愛媛県の新居浜市美術館(通称/あかがねミュージアム)にて、12月22日より「日野 功 洋画展」が始まりました。
    近年の「川沿いの家」シリーズのみならず、1963年の光風会展初入選の作品から半世紀にわたる約50点の大作が彩り豊かに展示されています。
    また、初日には開催を記念して市内のリーガロイヤルホテルにて、250名余の参加者を迎えて祝賀会が華やかに催されました。
    新居浜市美術館には、JR予讃線で新居浜駅から徒歩1分、車では松山自動車道新居浜ICから約15分で行くことができます。
    会期は2019年1月20日までですので、ぜひ多くの皆様にご覧いただきますようご案内いたします。

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  • 工芸

    2018年9月29日

    岩井絹江 革工芸展 レポート

    9月22日から29日に銀座のギャラリー杉野にて、工芸部の岩井絹江会員の個展が開催されました。
    岩井会員は、光風会展で革工芸による平面作品を発表されています。
    制作方法は、木製パネルの上に土台となる皮革を貼り、花や街等、自分の表現したいものを描き、水分を吸収すると柔軟になる皮革の特性を生かしながら、「切る」「削る」「編む」「貼る」等のさまざま手法でレリーフ状に肉付けし、自分の思いを表現しています。
    今年は革工芸を始めて35年の節目の年とのこと。皮革に鮮やかな彩色を施した新たな作風を加え、感謝の思いを込めながら制作されたそうです。

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  • 工芸

    2018年9月26日

    今牧豊宏 作陶40年の歩み展レポート

    8月23日から8月28日に、長野県飯田創造館にて、工芸部の今牧豊宏評議員(以下今牧先生)の40年の歩み展が開催されました。
    今牧先生は、光風会展で陶芸作品を発表されています。
    今牧先生の窯では、作品の周囲に耐火レンガを置き、窯の中の炎の動きや流れをコントロールしながら焼成するという独自な方法をとっているそうです。
    黒い色の部分は還元焼成、赤い色の部分が酸化焼成で、今牧先生曰く「炎の痕跡を写す作業」とも言えるそうです。
    光風会展では見ることのできない貴重な平面作品や実用器を含めた90点が展示されました。

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  • 工芸

    2018年9月2日

    﨑長 史 寄贈記念作品展レポート

    7月5日から9月4日に、千葉県御宿の月の沙漠記念館(童謡「月の沙漠」の作詞で知られている加藤まさをの貴重な資料や作品が常設)にて、工芸部の﨑長史監事(以下﨑長先生)の寄贈記念作品展が開催されました。
    﨑長先生は、光風会展の他、さまざまな地域や国際展で、紙芸による平面作品を発表されています。
    長きにわたり創作活動等で縁のあった御宿町へ、作品35点を寄贈することとなり、今回町の厚意で新作を合わせ50点を展示する大きな展覧会が開催されました。
    和紙のさまざまな魅力を余すことなく表現され、中には、﨑長先生の光風会展初入選の作品や、可愛らしいデザインの手ぬぐい等も並び、バイタリティー溢れた素敵な作品展示となっていました。

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  • 絵画

    2018年8月19日

    髙田 望さんのインタビュー記事掲載のご案内

    光風会の若い世代の作家を紹介する「interview of new age」に、「美術新人賞デビュー2018※」での入選や本年度光風会展での光風会会友賞受賞など精力的に活躍されている、髙田 望さんのインタビュー記事をアップしました。ぜひ、ご覧くださいますようご案内いたします。
    (ホームページの下、またはスマホの右上メニューの「contents of contemporary」内の「interview of new age」よりご覧ください)
    ※美術雑誌『月刊美術』主催のコンクール

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  • 絵画

    2018年8月10日

    アトリエ紹介をご快諾いただきました

    光風会評議員の橋本一貫先生からアトリエ(制作現場)紹介掲載のご快諾をいただき、先般の取材での写真をアップいたしました。
    勤務先である広島市内の高校は美術系の創造表現コースがあり、分野別の美術専門教室の一つ、油絵教室の一隅がアトリエ(制作現場)となっています。
    8年間太陽に晒して作った自家製のサンシックンド・リンシード・オイル、油絵具や溶き油の経年耐久テストのファイル、小品用イーゼルとして改良されたドラフター(製図台)など、創意工夫と研究心に溢れた橋本先生の一面を知ることができた取材となりました。
    (ホームページの下、またはスマホの右上メニューの「contents of contemporary」内の「my atelier」よりご覧ください)

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