広報案内・レポート 一覧

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  • 絵画

    2022年2月22日

    光風会岡山での春期研究会でライブ配信が実施されました

    岡山市内の生涯学習センターで2月20日に開催されました春期研究会において、オンライン会議システムのZOOMを使っての、双方向の会話を伴うライブ配信が実施されました。
    事前に招待された光風会石川の4名の方と、光風会岡山から2名の参加者があり、光風会での初めての試みとなりました。
    おかげさまで講師の先生からもご好評をいただき、また光風会石川の参加者の方からも「他の県の研究会を初めて見ることができてとても新鮮で、制作のプロセスとその指導内容が大変勉強になりました」とのライブコメントをいただきました。
    今回のライブ配信はコロナ禍での一過性の企画というよりも、地域という枠を越えて光風会全体を見据えて考えた時の、これからの研究会のあり方を示す一つの実践例となったのではと思います。

    なお、当日は会場の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のガイドラインに則り実施されました。(文責/光風会岡山連絡所)

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  • 工芸

    2021年12月12日

    彩・光・静寂ーその先へー展覧会レポート

    10月15日(金)〜12月12日(日)に広島市の泉美術館にて、工芸部評議員の長戸瑞子さん(以下長戸会員)が出品している3人展が開催されました。
    長戸会員は、毎年光風会展で染による平面作品を発表しています。

    泉美術館はビルの5階にあり、ガラス張りや吹き抜けの天窓から注がれる豊かな自然光と外に見える日本庭園により、独特な空気感に包まれた展示会場となっています。その空間へ、長戸会員の作品は、大型のタピストリー4点、5枚のタピストリーを集合させた作品1点、大型パネル作品8点、屏風2点、小立体作品3点と、さまざまな表現による染作品で見ごたえのある展示となっていました。

    以前は具象的なものを簡略化して構成していたそうですが、現在はエスキースをもとに、構図はダイレクトに画面と対峙して制作していくとのこと。染料には白がないため、生地の色の白をどこに置くかをまず考えるそうです。

    技法はロウケツ染めで、ロウを強力でのびがあり、ひび割れを起こさないようにするため、2種類のロウをブレンドするそうです。そのロウは、チャンチン(柄杓のような道具)と電熱線により温度管理を行いながら作業を進めるそうです。さらに、裏表両方染めるという手間のかかる作業を積み重ねていきます。また、制作時に必要な木枠はご自分で作り、タピストリーのように長い作品は、その木枠をずらしながら工夫して制作しているそうです。スパッタリング(霧吹き技法)による独自な技法も展開して制作されています。

    女子美術大学の学生時代はキュービックデザインを専攻されていたとのこと。「染めによる立体作品をもっと作ってみたい」という長戸会員の意欲的な言葉が印象に残りました。

    下記のURLから、会場風景を左右360°方向に渡って見ることができます。
    http://www.izumi-museum.jp/exhibition/exh21_1015.html

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    2021年9月7日

    絵画会員の結城唯善さんが美術手帖2021年10月号に紹介されています

    美術手帖2021年10月号(9月7日発売/美術出版社)に、多様な価値軸で生きる8組の作家の一人として、光風会絵画会員の結城唯善さんが紹介されています。
    光風会(公募展)に所属することの意味や信念など、興味深い内容にまとめられていますので、詳しくはぜひ誌面にてお読みください。

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  • 工芸

    2021年7月13日

    石川みち子和紙工芸展レポート

    7月6日(火)〜7月11日(日)に長野市のギャラリー82にて、工芸部正会員の石川みち子さん(以下石川会員)の個展が開催されました。
    石川会員は、毎年光風会展で紙芸による平面作品を発表されています。

    今回の個展では、四神や太陰歴、月を中心とした7つの星等のイメージを展開させ、目には見えないもの、心象風景的な世界観を和紙でカタチにしたとのこと。

    「広いスペースに自分の作品を並べ眺めてみたい」という思いがきっかけとなった10年ぶりの個展は、約80坪の大会場に42点の100号~6号の紙芸作品が展示され、見応えのある展覧会となりました。

    光風会展等の展覧会に出品した作品は、いつも「これで良いだろう」と思い完成させてきたそうですが、作品を改めてこの広い個展会場に並べてみると、足りないところがよく見えてきて、さらに手を加えたくなったとのこと。

    40年前から紙芸を始め、当初はちぎり絵を中心に表現してきた石川会員。20年くらい前から細く切った紙をひねってひも状にした「和紙を撚る(よる)」という立体的な表現を取り入れるようになったそうです。

    制作では、イメージや構図、色彩計画等をしっかり決めた後、まず、使用する和紙を染色するところから始めるそうです。また、制作途中でイメージに合わないと感じた場合は、改めて和紙を染め直すこともあるとのこと。
    また、和紙は一度貼ってしまうと張り直しがきかないため、失敗した場合は、それを上手く活かす方法を考えながら進めるそうです。
    「それがまた面白いところ」と力強く答える石川会員の言葉が印象に残りました。
    (写真提供/﨑長 史)

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    2021年4月19日

    「受賞者による自作解説動画」編集後記

    2年ぶりの開催となった「第107回光風会展」。新型コロナウイルス感染症蔓延防止の観点から、講演会をはじめギャラリートークなどの会期中の様々なイベントは全て中止となりました。そのような中でもご来場いただく方、またご来場が叶わない方にも、より展覧会を楽しんでいただきたいという思いから本年は「受賞者による自作解説動画」を作成することとなりました。

    授賞式後、受賞者の皆さまに受賞作について貴重なお話を聞かせていただき、ご都合のつかない方にはコメントを執筆いただきました。
    普段は伺うことのできない制作秘話やコンセプト、取材地(ハワイやオーストリアや白神山地…等々)やモチーフ、技法や構成のことなど、作品については勿論、作者のバックグラウンド(人物画を描いて20年だとか)や受賞に至るまでの道程(27年ぶりの受賞!)など作品に込めた作者の「お気持ち」を「生」の声として聴くことができ、この作品の作者はこんなお人柄なのか!という新たな発見とともに、編集陣も新鮮な思いで改めて作品を見直す機会となりました。それぞれの思いと、制作における研さんが作品には重ねられていることを、動画を通して一層感じて頂けるのではないかと思います。まさに鑑賞者お一人お一人のためのプライベートギャラリートークのような動画となりました。

    動画は会場内の各作品横のQRコードを読み取っていただくか、本ホームページからもご覧いただけます。YouTubeの字幕もご利用いただけます。広報係で手分けをして撮影・代読など急ピッチで編集をすすめました。お聞き苦しい点もあるかとは思いますが、そのような臨場感も含めお楽しみいただければ幸いです。

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  • 工芸

    2020年9月17日

    﨑長 史展 ー丸い・まぁるいー 展覧会レポート

    9月8日〜13日にギャラリー銀座にて﨑長 史 理事(﨑長以下先生)の個展が開催されました。
    﨑長先生は、毎年光風会展で紙芸による平面作品を発表されています。

    個展会場には、展覧会のタイトルにあるように、色彩鮮やかな大小の円形の形をした作品が展示されていました。
    﨑長先生に、今回なぜ丸い作品をテーマにされたのかを伺ってみました。
    すると「丸が好きというのが一番です。主人が150枚のCDを処分するというので、何かできないかと思ったのがスタートです。」とのこと。

    CDがベースになっている作品が120点展示され、大きな正円の作品の中には、LP盤(レコード)をベースにしているものもありました。
    CDやレコード盤はプラスティック製品なため、紙との相性の良い接着剤を新たに見つけ出し使用しているそうです。

    﨑長先生の作品の一つ一つはとてもユニークで、丸の外側の世界まで感じとることができます。溢れる色彩の音が聞こえてきそうな素敵な展覧会でした。

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    2020年5月6日

    持続化給付金という制度について ※6/29追記有り

    〈※申請受付は終了しています〉
    5月1日から経済産業省より「持続化給付金」の申請受付が開始されました。
    給付の対象に個人事業主が含まれていますので、個人で芸術作品を創作する「芸術家業」を営まれている方は、一度資料をチェックされてみてはいかがでしょうか。
    新型コロナウイルス感染症拡大の影響で個展や個人の絵画・工芸教室などが中止となり、昨年比で(給与収入や雑所得などを含めずに)事業収入が50%以上落ち込んだ月があることなどが条件ですが、最大100万円が申し込み後2週間程度で給付されると説明されています。
    ただし、確定申告書類や対象月の売上台帳など必要な書類も添付しないといけませんので、注意が必要です。
    制度の内容について詳しくは、「持続化給付金」事務局ホームページより各自の自己責任でご確認ください。

    【6/29追記】
    主たる収入を「雑所得」や「給与所得」で確定申告されていた個人事業主も、6月29日より新たに給付対象となりました。
    ただし、提出する必要書類が従来より多く、雇用契約によらない業務委託契約等に基づく収入に限るなど、細かな給付条件もありますのでご注意ください。

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    2020年5月4日

    制作活動は続いています!

    新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、国内では多くの文化芸術の発表が中止となり、光風会展も75年前の戦争による中断以来の中止を余儀なくされました。
    精魂込めて制作した作品をすぐに発表することが叶わず、また、毎年光風会展を楽しみにされている皆様のご期待に応えることができなかったことは、とても残念な結果となりました。
    しかしながら、このような困難な時にあっても、光風会展出品者の制作活動は絶えることなく着実に続いています。創造力を醸成させ膨らませる大切な時間を得て、今まで以上に魅力的な作品創りに取り組んでいます。
    来春再び開催する期待溢れる光風会展会場で、素敵な作品と、そして皆様に出会うことを楽しみにしています。

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  • 工芸

    2019年12月18日

    桂川幸助–織りの風景– 展覧会レポート

    11月23日〜1月12日に相模原市民ギャラリーにて桂川幸助常務理事(以下桂川先生)の個展が開催されました。
    桂川先生は、毎年光風会展で綴織(つづれおり)による平面作品を発表されています。

    展覧会の初日に伺い、桂川先生からいろいろお話しをお聞きすることができました。
    綴織は紀元前から織り続けられている織りの技法です。
    一般的に織物は、経(タテ)糸を織機に掛け、その経糸を上下に開口(かいこう)させその間に端から端まで一本の緯(ヨコ)糸を通して布にしていきます。
    桂川先生が行っている綴織(つづれおり)は、模様に合わせて別々の緯糸で織り上げていく織り方で、織の中では一番自由に模様を織り出せる技法です。

    今回の個展は、相模原市にゆかりのある作家を紹介する「ギャラリースタッフ・セレクション」という企画展とのこと。

    桂川先生の作品のなかにある温かな空気感、甘やかさを感じる色彩、そして、どこまでも広がっていくような景色がギャラリースペース全体に広がり、触れなくてもそのやわらかさや温かみを感じることができる素敵な展覧会でした。

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  • 工芸

    2019年11月8日

    今井ひさ子 染展レポート

    10月19日〜27日にアートミュージアム赤城にて今井ひさ子評議員(以下今井先生)の個展が開催されました。今井先生は、毎年光風会展で染めの平面作品を発表されています。

    個展の作品テーマは「さわやかな空気や光の空間表現」とのこと。技法としては、「ろうけつ染」「糊染」「捺染」等の3つの技法を併用されているそうです。
    「ろうけつ染」は、蝋(ろう)が染料をはじくことから、染め残したい 部分を蝋で防染する技法です。「糊染」は、染め残したい部分に糊(のり)を置き防染する技法です。そして「捺染(なっせん)」は、染料を捺染のりに混ぜてペースト状にして印捺する技法です。それぞれ使用した防染材を除去して、初めて模様が現れてきます。

    心がけていることは、白を色として扱っているため、白の分量と分割、配置を熟考しているとのこと。また、染料の透明感を損なわず、多色の重なり合いでも色が濁らないように、セロハン紙を重ねたような色調で仕上がる様に、心掛けているそうです。

    光風会展では見ることのできない小品群も展示され、鑑賞する人を包み込むようなすてきな展覧会でした。

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※広報案内・レポートは広報係より投稿しています。(過去の投稿記事は5年間保管します)