﨑長 史展 ー丸い・まぁるいー 展覧会レポート
9月8日〜13日にギャラリー銀座にて﨑長 史 理事(﨑長以下先生)の個展が開催されました。
﨑長先生は、毎年光風会展で紙芸による平面作品を発表されています。
個展会場には、展覧会のタイトルにあるように、色彩鮮やかな大小の円形の形をした作品が展示されていました。
﨑長先生に、今回なぜ丸い作品をテーマにされたのかを伺ってみました。
すると「丸が好きというのが一番です。主人が150枚のCDを処分するというので、何かできないかと思ったのがスタートです。」とのこと。
CDがベースになっている作品が120点展示され、大きな正円の作品の中には、LP盤(レコード)をベースにしているものもありました。
CDやレコード盤はプラスティック製品なため、紙との相性の良い接着剤を新たに見つけ出し使用しているそうです。
﨑長先生の作品の一つ一つはとてもユニークで、丸の外側の世界まで感じとることができます。溢れる色彩の音が聞こえてきそうな素敵な展覧会でした。
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