第63回絵画部 風景講習会
〒792-0007 愛媛県新居浜市宮田町6-9
tel.0897-37-1121
http://breezbay-group.com/rihga-niihama/(外部サイト)
15:00〜16:00 受付
16:30〜17:30 開講式・オリエンテーション
14日(土)
09:00~16:00 写生(マイントピア別子・端出場ゾーン)
17:40〜17:50 集合記念写真撮影
18:00~20:00 夕食・懇親会
15日(日)
09:00~15:00 写生(マイントピア別子・東平ゾーン)
17:30~18:30 夕食
18:30~20:00 合評会
16日(月)/10:00~あかがねミュージアム
10:00~12:00 企画展鑑賞(ギャラリートーク)・太鼓祭りシアター鑑賞
12:00~12:15 閉講式・解散
守長雄喜 石田宗之 桑原富一 日野 功 渡邊裕公 大竹正治 福田あさ子
風薫る5月、快晴の空の下、第63回光風会絵画部風景講習会は愛媛県新居浜市のマイントピア別子の2つのエリア、端出場(はでば)と東平(とうなる)を写生地として5月13日から4日間開催されました。マイントピア別子は江戸時代に開拓された別子銅山跡地で、多数の産業遺産が整備された愛媛県内屈指の観光地として人気の場所に挙げられています。
13日の講習会初日は、午後より宿泊先の「リーガロイヤルホテル新居浜」で開講式が行われ、町田博文講習会主任の開会挨拶に続き、この講習会開催を祝し、来賓の新居浜市参与・前教育委員会教育長の阿部義澄様、並びに新居浜市商工会議所専務理事の加藤友久様よりご挨拶を頂きました。その後スライド撮影、写真パネル掲示等々により簡単な写生地のガイダンスが行われました。
14日の写生1日目「端出場ゾーン」は、新緑溢れる自然の中に煉瓦造りの旧水力発電所や鉱山鉄道跡地などがあり、開催中の「芍薬祭り」で周囲が賑わう中、参加者は思い思いの場所で熱心に制作しました。この講習会には愛媛と関わりの大変深い寺坂公雄理事長も初日よりご参加いただき、精力的に巡回指導されました。また、この日は新居浜市長の石川勝行様がご多用の中お越し頂き、熱心に写生風景を見学されました。
この日の夜には恒例の懇親会が催され、新居浜市教育委員会教育長の関 福生様より歓迎の挨拶があり、新居浜市観光協会会長の畑田達志様、商工会議所常務理事の秦 誠一様、参与の阿部義澄様をご来賓としてお迎えしました。地元愛媛光風会の渡邊裕公・講習会統括主任の楽しい司会進行で、お手玉のアトラクションや景品抽選会など大いに盛り上がり親睦を深めました。
15日の写生2日日は、今回の風景講習会のメイン写生地「東平ゾーン」。本場マチュピチュ・ペルーの観光協会からお墨付きを頂いた絶景の地です。東洋のマチュピチュの異名通り、標高750mの地、人里離れた山深い森の中に突然現れる鉱山産業遺産に参加者一同圧倒されながら、時間いっぱい筆を走らせました。
この日は夕食後、ホテルの2室を会場として合評会を行い、講師の先生方による講評と「あかがねミュージアム」の館長・山野英嗣様および新居浜市長の石川勝行様のご厚意による一筆箋掲載候補の作品選出も行われました。後日、作品写真の入った各一筆箋は同美術館等で販売の運びとなります。大変素晴らしい記念にもなります。
最終日の4日目は、「あかがねミュージアム」に移動し、寺坂公雄理事長のギャラリートークを拝聴しながら、開催中の「新居浜の美術〈昨日・今日・明日Ⅲ〉光風会を中心に」と太鼓祭りシアターを鑑賞しました。
4日間、病人も怪我人も無く、天気にも恵まれた今回の講習会は、地元愛媛光風会の日野 功代表のご尽力をはじめ、四国巡礼のお遍路作法に基づく、お接待“おもてなし”の精神で支えた愛媛光風会員、そして新居浜市および各団体の協力のおかげで、無事に終了しました。参加者の皆さんにとって大変有意義で楽しく充実した講習会になりました。
お疲れ様でした。お世話になりました。