光風会各支部(地区)史

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●執筆内容は2013年4月現在のものです

兵庫支部の歴史

兵庫支部年譜

[資料1]


1953年(昭和28年)

1月

第1回光風会兵庫支部展(神戸阪急)

5月

第1回光風会大阪展(大阪美術館)

12月

関西光風会展(大阪美術館)

1954年(昭和29年)

2月

第2回兵庫支部展(神戸大丸)

5月

第2回光風会大阪展(大阪美術館)

1955年(昭和30年)

2月

第3回兵庫支部展(神戸三越)

5月

第3回光風会大阪展(大阪美術館)

1956年(昭和31年)

2月

第4回兵庫支部展(毎日新聞ホール)

5月

第4回光風会大阪展(大阪美術館)

1957年(昭和32年)

5月

第5回光風会大阪展(大阪美術館)

1958年(昭和33年)

6月

第6回光風会大阪展(大阪美術館)

1959年(昭和34年)

2月

第5回兵庫支部展(神戸そごう)

6月

第7回光風会大阪展(大阪高島屋)

1960年(昭和35年)

6月

第8回光風会大阪展(大阪高島屋)

10月

光風会兵庫支部創立10周年記念展(神戸大丸)
画集発刊

1961年(昭和36年)

6月

第7回兵庫支部展(神戸そごう)

1962年(昭和37年)

6月

第8回兵庫支部展(国際会館)

1963年(昭和38年)

6月

第9回兵庫支部展(国際会館)

1964年(昭和39年)

7月

第10回兵庫支部展(神戸そごう)

1965年(昭和40年)

6月

第11回兵庫支部展(国際会館)

1966年(昭和41年)

6月

第12回兵庫支部展(国際会館)

1968年(昭和43年)

6月

第13回兵庫支部展(国際会館)

1969年(昭和44年)

8月

兵庫支部創立20周年展(国際会館)
第14回兵庫支部展併催(国際会館)
画集発刊

1970年(昭和45年)〜
1986年(昭和61年)

兵庫支部展[不明](県立近代美術館・県民会館)

1987年(昭和62年)

6月

第73回光風会西宮巡回展(西宮市民ギャラリー)
兵庫支部展併催(西宮市民ギャラリー)

1988年(昭和63年)〜
1990年(平成2年)

兵庫支部展[不明]

1991年(平成3年)

第41回兵庫支部展(西宮市民ギャラリー)

1992年(平成4年)〜
1998年(平成10年)

兵庫支部展休催

※平成7年には阪神大震災で被害を受けるも、大部分の支部員は第81回光風会展に出品した

1999年(平成11年)〜
2001年(平成13年)

光風会神戸グループ展

2002年(平成14年)〜
2006年(平成18年)

兵庫支部展休催

2007年(平成19年)

5月

第44回兵庫支部展
(県立美術館分館 原田の森ギャラリー)

2008年(平成20年)

5月

第45回兵庫支部展
(県立美術館分館 原田の森ギャラリー)

2009年(平成21年)

5月

第46回兵庫支部展
(県立美術館分館 原田の森ギャラリー)

2010年(平成22年)

5月

第47回兵庫支部展
(県立美術館分館 原田の森ギャラリー)

2011年(平成23年)

5月

第48回兵庫支部展
(県立美術館分館 原田の森ギャラリー)

2012年(平成24年)

5月

第49回兵庫支部展
(県立美術館分館 原田の森ギャラリー)

光風会展歴代受賞者

[資料2]


光風賞

寺田洋祐

光風会会友賞

藤井 栄 寺田洋祐

光風奨励賞

斉藤広司 牛野弥二郎 河本和子 山近義人 柏野敦子
崎谷桂子 利光曉美 益山 恵

兵庫支部は、戦後の混乱期の1950年(昭和25年)7月、神戸在住の東京本部会員・角野判郎を中心として、久本弘一、江田誠郎、川端勤次、中岡恒雄の5氏にて「朋光会」を前身として発足しました。

2年後の昭和27年2月、「朋光会」から光風会の支部となり、現在の光風会兵庫支部として兵庫の洋画壇における有力な団体として成長してきました。創立10周年記念展には辻永理事長をはじめ本部会員20数名の出品もあり、支部会員も50名を突破します。以来、会員数は平成に至るまで50名を維持してきましたが、兵庫支部は一時休催に追い込まれます。現在の支部員は20数名になりましたが、兵庫県美術家同盟、県洋画団体協議会など各組織で活躍している人も多く、研究会の一般参加者も増えてきています。平成25年の兵庫支部50回展に向けて開催準備も進行中です。

創立当時、終戦直後の不自由な時代に、和歌山県より参加いただいた益山英吾先生には絵画のご指導、支部運営のご相談と一方ならぬお世話になり、支部員一同心より感謝いたしております。

兵庫は明治以前より神戸港という大きな貿易港があり外国船の出入りが多く、その影響もあるのか洋画家を多数輩出しています。本部会員であった小磯良平、角野判次郎、新井 完、須田剋太らが神戸出身です。

(執筆者/桂 正良)