よくあるご質問

Q&A(よくあるご質問)

最終更新日/2015年11月18日

光風会について

Q1/光風会という美術団体はどんな団体ですか?
A/国内で数ある美術団体の中でも、100年を越える歴史を持つ数少ない団体のうちの一つです。会員は500名以上(会友を含めると約700名)、公募展である年1回開催の「光風会展」は、毎年春に東京六本木にある国立新美術館で開催されています。
現在、一般の出品点数は絵画・工芸含め800点以上(絵画は一人2点まで出品可)、その内約7割ほどの作品が毎年展示され、会員・会友の作品を含め総数、1,100点以上もの作品を展示発表しています。また、全国には19の地方組織があり、各地方・地域で研究会や独自の展覧会を開催しています。
Q2/光風会の作品はどんな作品ですか?
A/絵画の場合はアカデミズムをベースとした具象を基本としていますが、例えば写実の解釈は幅広く、多様な表現が混在しています。時代の流行や一過性のスタイルに迎合することなく多彩な表現方法を内包しており、それが光風会という100年以上も邁進し続けてきた美術団体の、柔らかで大らかな力強さとなっています。
実際には、光風会展に直接ご来場いただいてご覧いただくと様子や雰囲気がわかります。地方の方で会場(東京)から遠い場合や、すでに展覧会が終了している場合には、図録や作品集をご覧になるのも参考になります。もちろん、このウェブサイトでも作品の一部をご覧いただけます。
Q3/どうすれば光風会に入れますか?
A/光風会展は公募展ですので、一般の方は高校生以上なら誰でも出品できます。ただし、審査がありますので、入選して初めて展覧会場(国立新美術館)に展示されることになります。そうして入選を重ねることによって、「会友」そして「会員」となります。
Q4/作品の研究会などはありますか?
A/各地方(地域)で年に数回研究会がありますので、まず最初は研究会に参加されることをお勧めします
全国でもトップクラスの作家の方からのアドバイスやヒント、そして技法の手立ては、一人で制作している時にはなかなか得られない貴重な体験となります。また、共に出品をめざしている多くの人の作品の批評も併せて聞くことができますので、大変勉強になります。
お住まいの県の一番近くで開催されている研究会については、本部事務所にまずはお尋ねください。

出品について

Q5/絵画の場合、出品規定にはF100号以内と書いてありますが、小さいサイズの作品も出品できますか?
A/出品は可能ですが80号以上、できれば100号をお勧めします(Sの場合は60号)。例年入選する一般の作品はF100号がほとんどで、50号以下の作品は過去数年展示されていません。
Q6/出品要項にある「未発表の作品に限る」とはどういう意味ですか?
A/過去に他の公募展に出品し、その作品が入選等の過程にかかわらず“会場に陳列された”作品は、未発表の作品とはなりません。また、公募展でなくても個展やグループ展で印刷物に掲載されたり、画廊や展覧会場で広く一般に公開された作品も、未発表の作品とはなりません。ご不明な点は遠慮なく本部事務所にお尋ねください。
Q7/作品搬入はどうしたらいいですか?
A/東京近郊の方は搬入期日内に国立新美術館へ直接搬入してください。遠方の方の場合には、搬入出代行業者を利用されると安心で便利です。
絵画に関しては出品者数が多いため、多くの地方の連絡所を拠点に搬出入業者が巡回して作品を引き取ってくれます。まとめてトラックに入れてくれますので大掛かりな木組みの梱包も不要です。業者によっては額縁のレンタル営業もあります。しかも出品申込みの代行から終了後の搬出まで執り行ってくれますので、東京まで行って立ち会う必要もありません。詳しくは本部事務所にまずはお尋ねください。
なお、本サイトの「光風会関連サイト(link)」の美術品搬送・搬入出代行業者一覧も併せてご参照ください。(ただし、記載のすべてが指定業者というわけではありません。)
Q8/私は学生ですが、出品料が半額になると聞いたのですが?
A/大学生以下の学生は、出品料が半額になります。学生用の出品用紙に学生証のコピーを添付してください。詳細は出品要項をご確認ください。

その他のご質問

Q9/入会するとお金がたくさんかかるのですか?
A/会員や会友と違い、一般の方は年会費というものはありません。年1回春の光風会展に出品する時に必要な出品料10,000円(搬出入代行業者にお願いした場合にはプラス運送・代行費等)だけです。
ただし、各地方の地方組織に参加される場合には、それぞれの地方組織で年会費や研究会費などが必要になる場合もあります。詳しくは各地方の連絡所にお問い合わせください。
Q10/一人で制作するのは好きなのですが、団体活動はちょっと苦手なのですが‥
A/心配はありません。美術団体は絵を描いたり物を造ったりするのが好きな人ばかりの集まりです。特定の政治団体や宗教団体、営利団体などとはまったく違って、強制的なものは何もなくすべて自由意志が尊重されます。「一般社団法人」の名が示す通り、広く一般に、芸術活動を通して社会に寄与する団体ですので、あなたにとって居心地のいい場所、そして共に制作していける仲間が見つかる場所にきっとなると思います。
Q11/作品にまだ自信がないのですが‥
A/まったく問題ありません。私たちといっしょに勉強して、制作していきましょう!
国立新美術館の搬出入口