光風会について
- Q1/光風会という美術団体はどんな団体ですか?
- A/国内で数ある美術団体の中でも、100年を越える歴史を持つ数少ない団体のうちの一つです。会員は500名以上(会友を含めると約700名)、公募展である年1回開催の「光風会展」は、毎年春に東京六本木にある国立新美術館で開催されています。
現在、一般の出品点数は絵画・工芸含め800点以上(絵画は一人2点まで出品可)、その内約7割ほどの作品が毎年展示され、会員・会友の作品を含め総数、1,100点以上もの作品を展示発表しています。また、全国には19の地方組織があり、各地方・地域で研究会や独自の展覧会を開催しています。 - Q2/光風会の作品はどんな作品ですか?
- A/絵画の場合はアカデミズムをベースとした具象を基本としていますが、例えば写実の解釈は幅広く、多様な表現が混在しています。時代の流行や一過性のスタイルに迎合することなく多彩な表現方法を内包しており、それが光風会という100年以上も邁進し続けてきた美術団体の、柔らかで大らかな力強さとなっています。
実際には、光風会展に直接ご来場いただいてご覧いただくと様子や雰囲気がわかります。地方の方で会場(東京)から遠い場合や、すでに展覧会が終了している場合には、図録や作品集をご覧になるのも参考になります。もちろん、このウェブサイトでも作品の一部をご覧いただけます。 - Q3/どうすれば光風会に入れますか?
- A/光風会展は公募展ですので、一般の方は高校生以上なら誰でも出品できます。ただし、審査がありますので、入選して初めて展覧会場(国立新美術館)に展示されることになります。そうして入選を重ねることによって、「会友」そして「会員」となります。
- Q4/作品の研究会などはありますか?
- A/各地方(地域)で年に数回研究会がありますので、まず最初は研究会に参加されることをお勧めします。
全国でもトップクラスの作家の方からのアドバイスやヒント、そして技法の手立ては、一人で制作している時にはなかなか得られない貴重な体験となります。また、共に出品をめざしている多くの人の作品の批評も併せて聞くことができますので、大変勉強になります。
お住まいの県の一番近くで開催されている研究会については、本部事務所にまずはお尋ねください。