interview

結城 唯善 interview

掲載日/2015年4月22日
絵画
Q1/光風会展に出品するきっかけは何ですか? また初入選は何歳の時ですか?
A/光風会の先生と出会ったことと元々、日本近代洋画が好きで光風会の歴史に興味があり、会の画風が好きだったため。初入選は20歳の時です。
Q2/光風会展に出品し光風会と関わり始めて、芸術や制作に対する意識など変わったことはありますか?
A/絵を描くのは色々な意味で孤独ですが、自分の尊敬する歴史上の先輩の画家達と繋がっているように感じられる瞬間があり、それが嬉しいです。
Q3/絵画制作に関して影響を受けた作家や書籍などはありますか?
A/福永武彦著「芸術の慰め」。高校時代にテキストの問題文で同じ著者の「忘却の河」の一節を読み、引き込まれたのがきっかけで好きになりました。
Q4/大学在学中はどんな大学生活を送っていましたか?、また若さゆえの失敗談などはありますか?
A/24時間制作できるアトリエがあったので、泊りこんで絵を描いたり、みんなで語り合ったりして、制作三昧の、今思うととても幸せな生活でした。失敗談は、夜中の制作の合間にアトリエでどんちゃん騒ぎをして、調子に乗って階段で転んで足を骨折したことです。
Q5/大学院を卒業(※)して、制作スタイルはどのように変わりましたか?
A/以前より計画的に制作しないと身体がもたなくなりました(笑)。また、描いたり考えたりしている以外の時間も増えましたが、そういう外の経験の蓄積が絵には大切なんだと感じるようになりました。
(※編集者注/2014年 武蔵野美術大学大学院修了)
Q6/若い世代から見て、10年後20年後の光風会はどのように進んでいってほしいと考えていますか?
A/先日とある先輩に、「私の絵は普通だからと悩んでいたら、故庄司榮吉先生が『若い頃は僕の絵も普通だと思っていたけど寺内(萬治郎)先生に、君は無理に作ろうとしないでいいと教えられた、だからあなたもだんだん何か見つかると思ってじっくりモチーフと向き合っていい絵を描きなさい』と仰られた」という話を伺いました。 光風会は絵の滋味な品格を尊重した、じっくり絵を続けられて、向き合い、考えて、学べる会ではないかと思います。これからもそうであってほしいです。
Q7/これから、自分自身どんな絵を描いていきたいと思っていますか?
A/見る人の夢想や瞑想に繋がる、生活の中の夢のような美しい部分に触れる絵を描きたいです。

a/アトリエにて
b/パレット(このパレットは初めて光風会に出した6年前から使っているもので、ムサビでとある先生にいまどき木のパレットなんて珍しいと言われた思い出のあるものです。)
c/蔵書
d/明日(変200号/パネルに油彩/2012年制作/卒業制作加計勉優秀賞)

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